福岡県脊髄損傷者連合会・ホームページ    

車イスダンス


ユニバーサルダンス・クリスマスの集い

西山利明
 聞きなれないタイトルで、どんなダンスだろうと思われた方も多いと思います。実行委員会の席で、久保さん(福脊連)の発案で、ユニバーサルデザインより、引用して決定致しました。障害の枠を越え障害を持つ人も、持たない人も、一緒に手を取り合い支え合い音楽に合わせ踊る、そのさいステップは障害を持つ人に合わせ、リードするのです。

 私も、重度障害者の施設に何度も車いすダンスで訪問しました。手をつなぎ音楽に合わせリズムをとる事で楽しさが相互に伝わり笑みが浮かび、心身の交流が生まれ、全身で喜びを表現して下さった事を忘れません。ユニバーサルダンスでは、障害の壁を乗り越え心と体で躍動を体で感じるダンスです。

 人は、環境を変えるだけで明るくなれ、ほんの一寸おしゃれをし多くの人に交わり、話をしたり音楽を聴いて体を動かすことで心身のリフレッシュ・ストレスの解消につながります。 障害者も自分から進んで楽しさと生きがいを見つけて行きましょう!(わだちNo.98より)


 第1回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  1999/12/4 広報誌「わだち」No.98

 第2回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  2000/12/17 広報誌「わだち」No.105

 第3回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  2001/12/15 広報誌「わだち」No.111

 第4回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  2002/12/14 広報誌「わだち」No.116

 第5回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  2003/12/20 広報誌「わだち」No.122

 第6回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い
  2004/12/18 広報誌「わだち」No.128

 第7回 ユニバーサルダンス大会
  2005/10/29 広報誌「わだち」No.133

 第8回 ユニバーサルダンス大会
  2006/12/9 広報誌「わだち」No.140

 第9回 ユニバーサルダンス大会
  2007/12/2 広報誌「わだち」No.146

 第10回 ユニバーサルダンス大会
  2009/3/15 広報誌「わだち」No.153
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第10回ユニバーサルダンス大会終了

実行委員 新原 かおる
日時/2009年3月15日(日)

 会場/クローバープラザ(春日市)

 去る、3月15日(日) クローバープラザに沢山の皆さまにお集まりいただき、無事に第10回ユニバーサルダンス大会を終了することができ感謝しています。

 思い起こせば10年前、今年お亡くなりになった、西山利明さんが積極的に脊髄損傷者連合会に声をかけて下さって、中野拓生さん、久保親志さん、そしてアミーゴスの正岡功さん外、有志が発起人になって最初は12月にクリスマスの集いとして発足しました。

 第4回目、平成14年度から福岡県障害者スポーツ協会の皆さんが、主催者に入っていただき、多大なご協力を頂きました。

  

 5・6年前まではとても盛況で中野拓生さんの奥さまが所属しておられる、フォークダンスの皆さんが40名を超える団体で友情出演をして下さったり、大野城東フレンスの皆さんが40数名でそーらん節を披露してくださったりと大変なご協力を頂きました。

 しかし、体調を崩されて、中野拓生さん・西山利明さんのお二人が参加できなくなりました。

 その中で何とかがんばって10回目にたどり着きました。

 しかし、10年たつと世の中も少しずつではあるけれど、変わってきました。トイレがない・駐車場がないと走り回ったことがなつかしく思い出されます。
  

  

 時代の流れにはどうする術もなく、残念の一語につきますが今回を持ちまして、ユニバーサルダンス大会は終了させて頂くことになりました。

 脊髄損傷者連合会の皆さま、そして福岡県障がい者スポーツ協会の皆さま、アミーゴスの皆さま、多大なご協力ありがとうございました。

 尚、車椅子ダンスの活動は今後とも続けて行きますのでご協力のほどよろしくお願い致します。



第9回ユニバーサルダンス大会終了

実行委員長 新原 芳幸
日時/2007年12月2日(日)

 会場/クローバープラザ(春日市)

 第9回ユニバーサルダンス大会が去る19年12月2日(日)に無事終了しました。年に1回いろいろな方と親しく語り合う機会を持つことも、意義があるのではないかと思い立って福岡県脊髄損傷者連合会の方と話し合い企画をして9年、瞬く間に月日が流れたという気がします。思い起こせば『ユニバーサルダンス』というタイトルを発案されたのは福脊連の久保親志さんでした。
  

 今回もたくさんの方にご協力を頂きありがとうございました。大野城市のフォークダンスの皆さん、東フレンズの皆さん毎年参加出演をしていただき感謝をしています。尚、今回はバンドの方が変わりました。福岡市役所の職員の方で結成されている『フクオカシティ・ジャズオーケストラ』の皆さんのご協力を得ることができました。14名編成で迫力満点でした。何をするにも人が集まって下さらないと成功はしないと思っています。次回は21年3月を予定しています。
  
第9回ユニバーサルダンス大会に参加して

実行委員 久保 親志
日時/2007年12月2日(日)

 会場/クローバープラザ(春日市)

 昨年12月2日(日)、久し振りに実行委員として「ユニバーサルダンス大会」に参加しました。ユニバーサルダンスとは、1999年第1回大会(当時、クリスマスの集い)実行委員会の席上にて、私の提案で「ユニバーサルデザイン」より、引用して命名したものです。
  

 ユニバーサルダンスは、すべての人のためのダンスです。子どもからお年寄りまで男女の区別なく、車イス利用者の枠を越え障害を持つ人も、持たない人も、一緒に手を取り支え合って音楽に合わせながら踊るのです。しかも能力の違いに無関係に踊れるという意味でも最高です。その際のステップは障害を持つ人の体調に合わせて、パートナーがリードしてくれるのです。

 手と手を繋ぎ音楽に合わせリズムをとることで、楽しさと喜びが相互に伝わり自然と笑みが浮かび、パートナーとの一体感が生まれ全身で喜びを表現できるのです。

 当日、ガイドヘルパーさんと一緒に参加し、ホールの車イスを借りて踊った。重度障害を持つNさんが、帰りの列車の中で「久保さん、今日は最高に楽しかったです。最高です!!」と、言われた言葉が忘れられません。ユニバーサルダンスは、障害の有無を乗り越え、心と心が繋がり躍動感を心と体で感じ、表現できるダンスだと思いました。
  

 私も久し振りにフォークダンスを踊りました。福脊連の仲間たちも、それぞれ楽しそうに車イスを操って踊っていました。本当に、参加して良かった、楽しかったです。
  
 終わりに、この大会の企画運営に力を注いで下さった、西日本車椅子ダンスの会『アミーゴス』の新原さんご夫妻をはじめとする関係各団体、そしてボランティアの皆さんに感謝致します。ありがとうございました。次回の第10回記念大会が楽しみです。



第8回 ユニバーサルダンス大会

実行委員 新原 芳幸
場所/クローバープラザ・体育館
日時/2006年12月9日(土) 午後12時30分〜

 去る12月9日(土)クローバープラザに約200名の方の参加を得て第8回ユニバーサルダンス大会が開催されました。

  

 今年の大会は遠いところでは宮崎県延岡から、また福津市の社会福祉協議会から障害(児)者自立支援事業の一環として14名の皆さんが、JRを使って初参加され大会を盛り上げて頂きました。また、大野城市からは鳴子のメンバー『東フレンズ』の皆さんが大勢で参加され威勢よく『恋蛍』を披露してくださいました。
  

 今年も地元大野城市長のご挨拶を頂き、華やかに幕を開けました。今年の大会は全員参加型として、最初に22組、44名で車イスダンス、ラテンフォーメーションを披露し、華やかなドレスと皆さんのすてきな笑顔がとても印象的でした。
   

 バンド演奏に乗ってのダンスタイム、マツケンサンバ、見上げてごらん夜の星を、赤鼻のトナカイさんの手話ダンスをみんなで楽しみ、最後は『あんたがたどこさ』をみんなで歌いながらプレゼント交換会で締めくくりました。

 ボランティアは障がいがあってもできます。お互いに持てる力を発揮してより良い社会を目指したいものです。  

 次回は、2007年12月2日に決定しています。新しい友人を一人誘って是非ご参加下さい。




車イス社交ダンス
審査中(会長の永田氏)審査員は二名でしたが一名しか写っていない。 私は、車イス社交ダンスを始めて3年になります。もともと舞踊・ダンスのような類が好きだった私が、車イスを使用するようになって、「アー、もう踊ったりする事は出来ないのだと」諦めていたのですが、車イス社交ダンスのあることを知ったとき、私はすぐに飛びつきました。

 このダンスは、車イスに乗っている者は、自分で踊ると言うより踊らされているという感じもしますが、それでも私はとても楽しいのです。

審査中(皆真剣です) 黄色のTシャツを着た二名は、飯塚支部の指導員です。

 審査中(皆真剣です)

 今、私は車椅子社交ダンス普及会飯塚支部(矢車草の会)に所属しています。会員40名ほどですが、今年も車イス社交ダンスインストラクター養成講座が先日平成14年6月8日・9日に行われましたので、新しい会員が増えるのではないかと楽しみです。

 今回受講された方は、若い男性2名も含めた12名という人数でした。先ず1日目皆さんとても真面目に練習に練習を重ねられて、2日目は検定という運びでした。皆さん揃って目覚ましいほどの上達ぶりにはとても驚きました。厳しい審査員の目が光る?なか、真面目な眼指で踊られました結果、受講生の方全員合格でした。

 いかがでしょうか?福岡県脊髄損傷者連合会の皆さんも一度見学に来られませんか。毎月第2曜と第4日曜日に飯塚市の総合脊損センター・体育館で14時〜16時まで練習を行っています。(早原 鈴美)

広報誌「わだち」No.113より)
車椅子社交ダンスを一緒に楽しみませんか!
    
車椅子社交ダンス普及会飯塚支部(矢車草の会)

支部長 永田裕行

 車椅子社交ダンス普及会飯塚支部(矢車草の会)で支部長をさせていただいています。永田裕行です。今回は、私どもの会で活躍して頂いています、早原さんが投稿されると言う事で、私も一文書かせていただきました。

 現在、会に登録されています会員数は、飯塚支部で約40名ほどです。全国では、支部数が130以上あり、会員数も2000名を超える方々が地域福祉活動の一環として活動しています。

 飯塚支部も少しでも役に立てればという思いで、毎月2回の練習を通して、いつでも車イスを利用されている方々と楽しい時間が持て、交流できるように頑張っています。まだまだ知名度も低く、広報もうまくできていませんので、実際の活動は少ない状況ですが、少しずつ増やしていきたいと思っています。

 福脊連広報誌「わだち」を読まれている皆さんにも時々練習に来ていただければ、幸いです。練習は、毎月第2土曜日と第4日曜日の午後2時〜4時まで飯塚の「総合せき損センター・体育館」(飯塚市伊岐須550−4)で行っています。
車イス当事者は手をつながず指導員が前に立って単独で車イスを動かして踊る(検定時のみ) 最後のポーズ(決まり)かな?

 車イス当事者は手をつながず指導員が前に立って
単独で車イスを動かして踊る(検定時のみ)


 今回も6月初めにインストラクタ養成講座を実施し、徐々に会員も増えていますので、さらに実績をつくり、形だけでない地域福祉活動ができる飯塚支部にしていきます。是非、皆さんの協力・アドバイスを宜しくお願いします。

 秋には、宗像市社協の事業の一つとして養成講座が計画されています。興味、時間がある方は、見に来てください。(飯塚支部が支援します)

 これからも頑張って行きますので、今後ともよろしくお願いします。


[問い合わせ先]
 車椅子社交ダンス普及会飯塚支部(矢車草の会)  支部長 永田 裕行
 E-Mail:hiro.nagata@dream.com