ユニバーサルダンス・クリスマスの集い | |
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第4回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い 会 長 熊谷 敏彦 |
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日時 2002年12月14日(土) 場所 春日クローバープラザ 体育館 |
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![]() ![]() 私は今までに三回も行なわれたこの集いに、一度も参加した事がありません。しかし1999年(平成11年)福脊連の20周年記念イベント、パロディー劇「2001年ー愛は地球を救うー」のオープニングセレモニーで、西日本車椅子ダンスの会「アミーゴス」による車いすダンスが上演され、その時始めて観ました。車いすに乗った人と健常者との息の合った素晴らしさに感動しましたが、その時はなぜか、健常者に踊らされているような気がしないでも無かったのです。それ以来観ていません。今回は主催者の福岡県脊髄損傷者連合会・福岡県障害者スポーツ協会・西日本車椅子ダンスの会「アミーゴス」で、私が実行委員長と言うことで、4回目にしてはじめて参加いたしました。 遠くは宮崎県・長崎県・大分県から参加され、総勢200名を越える大勢の参加者(大人170人、子供30人・実行委員報告)で、開会挨拶は緊張しましたが、そこは新原さん(アミーゴス支部長)の巧みな進行で助かりました。各団体の紹介があり、いよいよ始まる。バンドはプロ級の腕前のシューティングスターの方がボランティアで出て下さって、生バンド演奏で一気に盛り上がり、あの広い体育館も狭く感じる程でした。 |
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日頃から車いすダンスの練習をされて居られる上手な人、ダンスは知らないが自ら進んで踊る人、遠慮がちな障害者も、ダンスの先生等に誘われて渋々踊りだす人、人の気持ちは、雰囲気や環境が変わればこんなに楽しく和やかな気分になれるのかと思いましたね。互いに手を取り合って、音楽にあわせて踊る楽しさはやはり踊ってみないと分からない。私は未だはじまる前にお教わりながら少し踊りましたが直に愉快になり、私は健常者に踊らされている気がするなどと間違った考えであった事が分かりました。 |
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また、大野城市の中野さん(当福脊連会計・組織部長)の奥さんが、地域の公民館のサークル仲間の方(28人)で、お揃いの衣装をまとい、フォークダンスを踊られて一段と華やかに盛り上げて下さいました。 | |
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お終いには、手話で歌を歌い、お楽しみ抽選会も、参加者全員が4つの大きな輪になって各自が持った品物を歌にあわせて隣の人に渡し最後に持ったものが自分のものという、面白いアイデアで和やかなうちに予定の時間があっという間に過ぎました。 |
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最後に、正岡さん(アミーゴス)のお礼の閉会挨拶が述べられて終わりましたが、こんな大きなイベントが無事に終わる事が出来たのも主催者である実行委員の方々の努力は勿論の事、後援を頂いた福岡県・市・各報道機関・多くのボランティアの方々のご協力の賜物と感謝致しますと共に、遠くからご参加下さいました皆様にも心から厚く御礼申し上げます。 又、今回もJR九州が、普通列車しか止まらない春日駅に特急「かもめ」を往複とも臨時停車させて下さったそうです。 ※追伸/新原さんより後日ビデオテープを添え丁寧なお礼のお便りがありました、「最近、車いすダンスは自分が楽しむ事よりも、若い人に障害の事を理解して貰うための、一つのきっかけとなるのではないかと思っています」今後もお互いに頑張りましょうね。来年も続投してみたいと思っていますので宜しくお願いしますとの事でした。 「新原さん(アミーゴス支部長)は「わだち」購読会員さんです」 |
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第4回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い (参加して一言) 福岡支部 西山 利明 |
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第4回ユニバーサルダンス・クリスマスの集いの参加者(200名)の内30名の子ども達が参加していました。それは小学・中学・高校生等、今までに出前講座で出会った子ども達がほとんどです。 |
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福祉は、子どもからと言います、子ども達が参加し障害者と触れ合うことは、福祉教育に役立ったのではないかと思います。 (広報誌「わだち」 No.116より) |
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第5回 ユニバーサルダンス・クリスマスの集い 福岡支部 正岡 功 |
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日時/2003年12月20日(土) 場所/春日クローバープラザ 体育館 |
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平成15年12月20日(土)春日市のJR春日駅前にあるクローバープラザ体育館で「第5回ユニバーサルダンスクリスマスの集い」が開催されました。 この「クリスマスの集い」は毎年の例会となり今回で5回目となります。福岡県障害者スポーツ協会と福岡県脊髄損傷者連合会と西日本車椅子ダンスの会が共催して福岡県教育委員会と大野城市の後援を得て毎年実施されています。 今回も実施された福岡県障害者スポーツ協会主催の“福岡県障害者スポーツ・レクリェーション教室”のひとつである“車椅子ダンス教室”で、総仕上げとして最終回に合わせてもらい12月20日の開催となった訳です。またこれに先立ち、12月17日に福岡支部の中野氏や西山氏等5人の準備委員がNHK福岡放送局に行き「ゆうどきワイド福岡」に生出演して、「第5回ユニバーサルダンスクリスマスの集い」のPRもしました。 |
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当日はあいにく午前中に雨が降り、高速道路が一部の区間で霧の発生により通行止めとなり、大分から来る予定だった「西日本車いすダンス大分支部」の10数人が残念ながら途中で来れなくなるハプニングがあり、参加者が少し減ることになりましたが、主催者発表で約230人(含む小学生の児童たち)が参加するという去年に負けない盛況となりました。 午後0時30分ころからは会場内にダンス曲が流れ、早くから来て待ちきれない「アミーゴス」の人達が会場に来ていた人にそれぞれ手を差し出し踊り始めました。 午後1時丁度から、福岡県脊髄損傷者連合会会長・熊谷敏彦氏の開会の挨拶があり、続いて来賓の大野城市市長・後藤幹夫氏が「このようなクリスマス会をすることはとてもよい事である」と挨拶をされました。 |
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その後、車イス生活の福本真弓ちゃん(14歳)のCD発表がありました。福本真弓ちゃんは、昨年はじめてこの「ユニバーサルダンス・・・」に参加して感動し、以来毎回車いすダンスの練習に来ていました。歌うことが好きで、『詩』を作ることが得意と知った、新原かおる氏(アミーゴス会長)が詩を作ることを勧めて作ったところ『風にのって』というすばらしい詩が出来上がりました。昨年と今年、引き続いてバンド演奏をしていただいた「シューティングスターズ」リーダー大島勇夫氏の紹介で井出公氏が作曲をして、CD製作となりこの日、会場での発表となったそうです。福本真弓ちゃんが会場の真ん中で紹介されて、大きな声で「一生懸命歌います、聞いてくださいお願いします」と挨拶し作詞者の井出公氏と一緒になり歌っていました。歌い終わった後に「ありがとうございました」とみんなの前で大きな声で言ったのが印象的でした。 | |
![]() みどりの丘に きこえてくるよ 風にのって 雲にのって いちご色した おひさまも かけっこしている わらっている さみしくないよ 悲しくないよ みんながいるから だいじょうぶ ね 歌おうよ ね 踊ろうよ 手をつなげば みんな友達 FREE AS THE WIND ときめくね FREE AS THE WIND 楽しいね |
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それからは昨年と同じように「シューティングスターズ」の生演奏に乗りダンスが始まりました。はじめて手をつないで踊っている感じの人、テレながら席を立ち踊りに引っ張り出される人、車イスで両手もあまり動かせない人もスタンディングの人と楽しく踊っていました。 ダンスも後半になり3種類の演技発表がありました。 |
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まず、昨年も華やかな演技を披露してくれました「大野城市フォークダンスクラブ?」(正式名はわかりませんが平野台・南ヶ丘のサークルの方たちです)の20数名がおそろいの衣装で、可愛くそして華やかに踊って見せてくれました。 | |
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そのあと「西日本車椅子ダンスの会」の各支部から集まった人達が大きな輪を作ってシークエンスダンスを踊りました、そして今リバイバルになっている『見上げてごらん夜の星を』全員で手話で踊りました。 その後は更にダンスタイムになり、華やかな衣装を着飾ったフォークダンスの方や車椅子ダンスの方たちが“壁の花”になっている人達をひっぱり出して踊っていました。 昨年の第4回では“壁の花”が多かったのですが、今回はフロアに出ている人が多くてフロアの外に残っている人が少なかったです。 終了間近のプレゼント渡しでは、今年はスタッフ全員が張り切ってプレゼントを多く作っていただいたので2回もゲームが出きて2個ずつのプレゼントを渡すことが出来ました。 |
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最後には恒例となっている手話による「赤鼻のトナカイ」を、今回は病気のために出演できなかった久保氏に代わり急きょ手話ボランティアの米谷さんにお願いして参加者全員で締めくくりとして踊りました。 |
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最後に実行委員長の新原芳幸氏が、バンドの皆さんや今回の開催に尽力を尽くしていただいた皆さんにお礼を申されて『来年もまたお会いしましょう』の挨拶で終わりとなりました。 最後まで居てくださいました大野城市長さん、わざわざ駆けつけてくださった織田晋平顧問、2年連続参加してくれた春日東小(現在6年生)の男女10数人の子供たち、今年も特別に「特急白いかもめ号」を臨時停車させてくれたJR九州の皆さん、その他参加した全員の皆さんにお礼を申し上げて今回の報告といたします。 |
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追伸 毎年、車椅子ダンスのスタッフが踊っていますがこの内容が次のアドレスで見られます 西日本車椅子ダンスの会『アミーゴス』・ホームページ http://www9.ocn.ne.jp/~amigos/ (広報誌「わだち」 No.122より) |
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障害者と健常者 ]マスのつどい 春日 ペアで楽しむ事椅子ダンス |
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車椅子の障害者と、健常者がペアでダンスを楽しむクリスマスのつどいが20日、春日市のクローバープラザであり、九州各地から約300人が参加した。 県障害者スポーツ協会、県脊髄損傷者連合会、西日本車椅子ダンスの会が主催、5年前から実施している。車椅子の参加者は約3分の1で、小学生から60代のお年寄りまでが、ジルバやマンボ、タンゴやワルツに楽しいひと時を過ごした。 この日は、福岡市立南福岡養護学校中学部2年、福原真弓さん(14)が作詞した「風にのって」の曲が初めて披露された。明るく元気に生きてゆこうという曲で、会場から盛んな拍手を送られていた。【久保功】 (平成15年12月22日 毎日新聞) |