福岡県脊髄損傷者連合会・ホームページ   


パソコン教室


  福岡県身体障害者IT講習会

日時 2001年11月12日(月)〜15日(木)
   13:00〜16:00(休憩含む)
  場所 直方市 福岡県立直方養護学校 パソコン教室

  日時 2001年11月17日(土)・24日(土)・25日(日)
   13:00〜16:00(休憩含む)
  場所 筑後市 サンコア(筑後市勤労婦人センター) 2階 第4講習室

  日時 2001年12月4日(火)〜7日(金)
   13:00〜16:00(休憩含む)

  場所 春日市 クローバープラザ OAルーム

  主催 福岡県


福岡地区会場 情報通信技術(以下、「IT」)をめぐる国の政策は2000年度から、「IT革命」の名の下に重点政策として推進されました。しかし、IT講習会が各地で取り組まれる一方で、地域や年齢及び障害の有無によるITの利用機会や活用能力の格差(デジタル・デバイド)も生じて来ました。

 そこで、福脊連も福岡支部を中心に会員のIT格差是正と社会参加の向上に寄与する、インターネット利用のために必要な基礎技術を習得する自主講習会を、NTT西日本のH氏にパソボラをお願いして過去4回開催しました。

 その実績が認められ、昨年11月12日〜12月4日にかけて、県内3地区(筑豊、筑後、福岡)で、福岡県障害者協議会(以下、「FD」という。)が主催する「福岡県障害者IT講習会」の実施主体団体として私たち福脊連の3支部がそれぞれの地区担当となり車イス利用者を対象とした講習会を開催する事が出来ました。

 わが福岡支部担当の福岡地区では、12月4日〜12月7日までの4日間(3時間×4日)、クローバープラザのOAルームを会場にして開催しました。定員20名の中13名の応募しかありませんでしたが、車イス利用者の参加がメインでしたし、サブ講師も、ボランティアも、福脊連の会員が担当しましたので、部屋のスペースと車イスの移動範囲などを考えると、ちょうど良い参加人数だと思いました。それに、受講者と講師が終始なごやかな雰囲気で講習会が進められたことも良かったと思います。

筑豊地区会場 思えば、開催に至るまでにFDやNTTトラコムとの協議を重ね、更に、講師とサブ講師の調整及びボランティアの確保など、紆余曲折が有り、少々疲れましたが、結果はオーライ!?でした。特に良かったのは、我が支部の若手のホープ中村君が、OJT(職場内訓練)を兼ねてサブ講師役に挑戦し、見事にやり遂げたことです。この職務遂行能力の開発は、彼自身にとっても福脊連にとっても大きな財産になったと思います。

 また、講習会によってできた「人の輪(わ)」をその後も継続していくことも大切なことです。その一つとして、社協や福脊連のホームページや掲示板などをそのために開放して、受講者が習得したIT技術を活用して障害者同士の相互情報交換を行うことも必要だと思います。

 更に、メール送信の練習やパソボラやメーカーの技術者も加わった「パソコン何でも相談室」など、次へのステップアップへつながる実行性のある手段になるのではと考えます。

 筑豊地区担当の藤田氏、筑後地区担当の東氏をはじめ、それぞれの地区でサブ講師やボランティア及び送迎・介助に励んで下さった皆さんに感謝致します。本当に有り難うございました。(久保 親志)

広報誌「わだち」No.113より)


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