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広報誌「わだち」
![]() 事務局長 大里 恵 |
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昨日までの雨が嘘のようにあがり、梅雨空も一休みとなった6月18日(日)、福岡県脊髄損傷者連合会・直方市ボランティア連絡協議会青年部・福岡県青年赤十字奉仕団・シニアクラブ共催による「バリアフリー釣り大会」が行われました。 ![]() 9時30分開会式を終え、釣り好きの障害者とボランティアが、我こそが太公望だといわんばかりに、次々に大海原へ仕掛けを投げ込みました。最初に仕掛けを投げ込んだ大津君に小アジかヒット。それを見ていた一同、今日は入れ食いだ!と早くも鼻息は荒くなる。 ところで、なぜ「バリアフリー釣り大会」を始めたのかというと、私自身障害者になり、釣りという大好きな趣味はもうできないとあきらめていました。しかし、どうしても釣りがしたい私は、甥っ子というボランティアを連れ、川釣を試みたことがありました。草むらや段差をなんとか乗り越え、糸をたらすこと40分、見事に30センチの鯉をゲットしたのです。それから、障害者でも、ボランティアがいれば釣りができることを確信しました。 その後は、足場の良い波止釣り専門となり、初めて釣ったアジの引く感触と、舌の感(美味しさ)触が忘れられずに、今でも波止釣りを続けています。足場の良い波止釣りになってから、時々、一人でも釣りに行くことがあります。そんなとき、決まって声をかけてくる人がいます。それは、周りで釣りをしている人、あるいは、釣りを見学に来た人達です。「何か釣れますか」「どこから来たのですか」、中には「何か手伝えることがあったら手伝いますよ」といってくれる人もいたりします。 街では、誰も私に声をかけないし、困っていても、見て見ぬ振りをする人ばかりです。なのに、釣り場では初めて会った人達が声をかけてくれるし、助けてくれます。この不思議な関係は何なんだろうと考えることがあります。例えば、犬の散歩をしていて、ただ普通に歩いている人にはあまり声をかけませんが、同じように犬の散歩をしている人には、初めてあっても挨拶したり、声をかけたりする。それと同じで、どんな人でも、ペットとか趣味とか、共通の感覚や意識を持つ者同士に垣根はないような気がします。言い換えれば、同じ仲間と思えるのだと思います。だから、釣り場でも釣り好き同士、障害者とかそうでないとかという意識は、無意識に取り除かれているのだと思います。 ![]() さて、大会の方はというと、午前中アジ・イワシなどの小物ラッシュで、大物はなかなか姿を見せてくれませんでした。昼食を挟んで、午後の部へ突入となり、午後から地元RKBテレビ局の釣り番組の取材もあり、みんなやる気満々でした。そんなところにコノシロ(コハダ)の大物25センチ級が何匹かあがり、雰囲気は俄然盛り上がりました。午後2時、釣りを終了し、表彰式にうつりました。1位〜3位と特別賞の表彰を行い、午後2時30分に無事大会を終え、「来たときよりもきれいに」を合い言葉に、釣り場を片づけ帰途につきました。 ![]() 「バリアフリー釣りクラブ」では、「釣り」という一つのキーワードを通し、いつでもどこででも、誰でもが住み易い社会になれるようアピールすることも目的としています。 また、今大会で、見せてくれた障害者とボランティアの素晴らしい笑顔と関係性を、地域や社会全体に広げて行くことも目的としています。 ※なお、放映は7月*日か*日のRKB「電脳・フィッシング・アイ」午前10時30分からです。 (広報誌「わだち」 No.101より) |
![]() 事務局長 大里 恵 |
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![]() 午前十時に開会式を行い、主催者である福間社協の挨拶、次に、共催の福脊連会長(織田晋平)挨拶を行い諸注意事項の後、いよいよ釣り大会突入となりました。当日、釣り日和ということもあり、釣り座を確保するのも大変なくらい他の釣り客でいっぱいでした。それでも、なんとか釣り座を確保し、思いっきり大海原へ仕掛けを投げ込む面々。昼前、あちこちでコノシロが釣れはじめ、一気に釣り場は賑わいだしました。その頃から、計測班が大忙しになったことはいうまでもありません。十二時の昼食時間になっても、食事をするのが惜しいくらいみんなは釣りに熱中していました。 ![]() 午後二時三十分閉会式となり、大物賞の三位から一位までと特別賞の表彰を行い、熊谷さんのお孫さんが大物賞の二位となり商品の米を重たそうにもらっていました。最後に久保文化部長の挨拶でバリアフリー釣り大会を無事終了することとなりました。 ![]() バリアフリー釣り大会は、釣りというレジャー、あるいは共通の趣味を通し、障害者とそれ以外の人達とのコミュニケーションづくりを行い、そして、そこから関係性の大切さを感じ取ってもらうことを目的としています。 日焼けでヒリヒリした人もいたかも知れませんが、来年も、また、多くの方の参加をお待ちしています。 (広報誌「わだち」 No.107より) |
![]() 事務局長 大里 恵 |
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![]() 大会は午前九時から始まり、午後十二時三十分で終了しました。ベテラン釣り師の林田さん、藤野さんにも釣果はなく、今年は時期が少し遅かったのと、潮の状態があまりよくなかったのが災いしたのではないかと思われます。それでも、初めて参加された田中さんもなんとかバリ一匹を釣り上げられましたが、自前で持ってこられた大きなクーラーボックスが重たくなることはありませんでした。来年こそは是非たくさん釣って帰りたいとおっしゃっていました。二回目参加の中村さん、熊谷さん夫婦もバリなどの雑魚しか釣れず、今年は賞も釣り逃したと残念そうでした。 大会が終わり、表彰式が行われました。福脊連からボラを釣った下川さんが三位に入賞し、豪華?商品をもらい大喜びされていました。早秋の心地良い一日、楽しく過ごすことができ、これで釣果があれば文句のいいようがありませんが、これに懲りず今年参加された方は来年リベンジをお待ちしています。最後に、釣り大会をサポートしてしていただいたボランティアの方々や関係者の方々にお礼を申し上げ、バリアフリー釣り大会のレポートを終わります。 (広報誌「わだち」 No.115より) ![]() 場 所:福間町海浜公園 (身障用スロープ・転落防止用のフェンス・身障用トイレ1箇所) (身障者用トイレは車で5分程度の場所に、さらに多数あり) (休憩用の部屋を確保) (未舗装ですが、広い駐車場があります) 主 催:福間町社会福祉協議会と福脊連の共催 対象者:釣りに興味のある障害者(種別は問わないが、概ね一人で釣りのできる方) およびボランティアでお手伝いいただける方 参加費:無料(但し、釣り道具等、釣りに必要なものは各自持参) (当日は貸し出し用の釣り道具を若干準備する予定です) ルール:当日時間内に釣り上げた魚の大きさ(長さ)を競います その他、特別賞・参加賞を準備します 雨天時:荒天時延期 申し込み :福岡県脊髄損傷者連合会 問い合わせ先 E-Mail:fukusekiren-kasuga@cello.ocn.ne.jp または 福間町社会福祉協議会 電話 0940−34−3341 |
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