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車イス使用者用駐車場に関する啓発活動



啓発活動  2    ページ
 車イス使用者用駐車場の利用に関する
啓発キャンペーン
日時 2002年12月9日(月)
場所 嘉穂郡穂波町 ジャスコ穂波店
主催 福岡県脊髄損傷者連合会 筑豊支部
 12月9日(月)障害者の日に車イス使用者用駐車場に関する啓発ビラ配りをジャスコ穂波店にて行いました。今回、ジャスコ穂波店を選んだ理由は、筑豊で一番大きなショッピングセンターで、なおかつ車イス駐車場も10台以上完備されており、そこでビラを配る効果は大きいと考えたからです。当日、小雨が降る中、また、平日にもかかわらず、会員、家族を含め10名の方々に集まっていただきました。10時過ぎからビラを配りはじめ、1時間後の11時には用意していた350枚全てがなくなり、予定より30分も早くビラ配りを終了することになりました。

 ビラ配りをしながら感じたことは、ほとんどの人は快く受け取ってくれて、とても協力的だったということです。中には「ご苦労様です」と声を掛けてくれる人もいて、外の空気は冷たかったけど、心は温かくなりました。啓発活動とは、日頃つい見過ごしてしまっているようなことを、一度立ち止まって知っていただき、さらに、考えていただくことだと、私はそのように考えています。その意味からも350枚のメッセージは、受け取った人々それぞれの心に届いたと信じています。新聞社については、毎日、朝日と取材があり、翌日の朝刊に写真付きで紹介され、車イス使用者用駐車場に関する理解が広まったと考えています。今回、下川さんをはじめとする筑豊支部女性の面々には、ジャスコ穂波店との連絡調整等を含め今回の企画では奮闘していただき、心からお礼を述べると共に、今後の会活動に対する期待を込めて、啓発ビラ配りの報告を終えたいと思います。(大里 恵)

 (その2)

 十二月九日(障害者の日)に穂波町のショッピングセンター・ジャスコで朝十時から十一時まで車イス使用者の駐車場スペースの理解を求めて啓発ビラ配りに参加しました。とても寒い朝で雨や霙も時折降っていた。寒さは大の苦手で、いつもより厚着をしてビラ配りに備えて出かける。私は車の免許は持っているが、自分で運転できないため、直方市社協さんの移動送迎支援事業のリフトカーを利用し、ジャスコ店に到着。時間が早いので車の中で待機。公用車は、一般駐車場に止めていた。障害者のマークも一目でわかる大きな文字も書いているにもかかわらず、接近して駐車された。開店前でもあり駐車場は広々開いている。車を移動させ無事車イスをリフトにて降りることが出来た。

 今日の啓発キャンペーンは、会員・ボランティア・家族十名が、三ケ所に分かれて買い物客に呼びかけた。私は、はじめは恥ずかしくて声も小さく、大里さんの奥さんの呼びかけにつられて声も出るようになった。
 私達の趣旨に共感して気持ちよく受けとって読んで行かれる方もいましたが、中には車イスの後ろを通りぬける人もいた。「空いているから」車を止める。という社会から障害者も健常者も「誰もが共に住みやすい社会に」なることを願いつつ、一人でも多くの方がマナーを守る人が増えることで、今回の活動を通じで社会参加の場がより広まればと願い無事終了しました。参加された皆さんお疲れ様でした。(東房 晶子)
(広報誌「わだち」No.116より)

日時 2002年12月15日(日)
場所 春日市 モール春日(西友)
主催 福岡県脊髄損傷者連合会 福岡支部
 12月15日(日)春日市にあるモール(西友)春日店において、車イス使用者用駐車場啓発のチラシ配布を行いました。
 モールの駐車場は、屋内に3F・4F・屋上、そして屋外とかなり広い駐車場があり、そのなかで、3F・4Fにそれぞれ7台分の障害者用駐車場を設けています。
 
 障害者用駐車場のある3Fで、西山・中野・中村・大藪・菅原の5名が、午後1時から買い物客が一番多い時刻をねらってチラシ配布を行いました。
 「これなんですか」と尋ねられることもあり、一応説明させていただいた買い物客もかなりいました。なかには、「難しい問題だね、私たちがあなた方の事を良く理解しなければならないが、こういう啓発活動を頻繁に行えば理解できるかもね!」と励ましてくれた方もいました。中には、みて見ぬ振りをする方もいましたが、全般的に気持ちよくチラシを受け取ってくれたなと思います。500枚程度のチラシを配りましたが、これを読んでマナーを守る人達が増えれば、チラシ配布の目的が達成できたかなと思いました。

 次回は場所の設定を十分に検討し、又、多数の会員の参加を得てチラシ配布を実施したいものです。屋内とは言え12月の寒い中参加された方ご苦労様でした。(菅原 義和)


このインターホンは、体のご不自由なお客様にお買い物のお手伝いの申し込みをして頂く物です。

(写真説明)
このインターホンは、体のご不自由なお客様にお買い物のお手伝いの申し込みをして頂く物です。


(広報誌「わだち」No.116より)



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